本を読む本 (講談社学術文庫)/J・モーティマー・アドラー

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前回に引き続き「本を読む本」の四回目書評です。

ちょっと書評っぽくなくなってしまってたので、今回はもう少しまとめます。

【要約】

今回は読書の4レベルのうち、レベル3の分析読書の第二段階について。

分析読書の第二段階にも4つの規則があります。

⑤キーワードを見つけ、著者と折り合いをつける

⑥重要な文を見つけ、著者の主要な命題を把握する

⑦一連の文の中に著者の論証を見つける

⑧著者が解決した問題はどれで、解決していない問題はどれか、見極める。

第一段階は一言で言うと、「概略」で、第二段階は「解釈」となる。

つまり、第一段階では、この本はどんなことを書いてあるのかを知るための方法であり、多くの人が実践できている読書法だと思います。

しかし、ここからはひとつ上のクラスの読書法です。

第二段階を自分なりにまとめると、こんな感じです。

■本全体の中から著者が良く使う、重要な単語(キーワード)をいくつか抽出していき、著者がいわんとしていることを自分の中で噛み砕く。(⑤)

■次に、そのキーワード周辺を読み解き、重要な文(キーセンテンス)を見つけ、著者の主張(命題)を認識する。(⑥)

■いくつかのキーセンテンスをロジカルに組み立て、主張に対する著者が示す根拠(論証)を明らかにする(⑦)

■命題に対して、論証は充分な理由になるのか、自分で判断する。

と言った感じでしょうか。

この部分がこの本の一番重要なところだと思います。

こういった読書法を実践していけば、論理的思考が養われ、また、情報に対して鵜呑みにしない、

自分の意見が言える人になっていけるのではないでしょうか?

もし、受け身で読書している方、情報を鵜呑みしてしまう方などがいましたら、この本を読んで、積極的読書にチャレンジしてみませんか?

次は「シントピカル読書」の書評になるのですが、

この本でも、「自分がこの本をわかったと思えるまで批評はしない」とあり、自分にはまだ理解できていない部分があるので、今回は「保留」としておきます。

本当は、この本でまだまだ伝えたいことはあるのですが、まとめる能力がまだまだ足りていないので、割愛させていただきます。

この本は個人的な古典的名著の殿堂入りをしそうです。

読書の方法がよくわかっていない方はぜひよんでみてください。